連絡先を記載する
コンテンツやページ全体の連絡先情報を示すときには「<address> 〜 </address>」で囲います。
addressタグはHTML文書内のどこに使用しても構いませんし、何個でも使うことができます。ただし、使用する箇所によって何の連絡先を示しているのか意味が変わります。
各記事個別の連絡先を示す場合
addressタグを使用して各記事個別の連絡先を示したい場合は「<article> 〜 </article>」の中にaddress要素を含めます。記事を意味するarticle要素の中に記述されたaddress要素は、その記事の連絡先情報となります。
使用例
<body>
<article>
<h1>HTMLとは</h1>
<p>HTMLとは、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの略で…</p>
<address>
この記事の執筆者<br>
名前:名前太郎<br>
E-mail:<a href="mailto:hack256@example.com">hack256@example.com</a>
</address>
</article>
</body>
Webページ全体の連絡先を示す場合
article要素以外の場所にaddressタグを使用して連絡先情報が記載されている場合は、Webページ全体の連絡先を示します。body要素内であればどこにでも使用できますが、一般的にはfooter要素の中に記述されることが多くあります。
使用例
<body>
<article>
<h1>HTMLとは</h1>
<p>HTMLとは、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージの略で…</p>
</article>
<footer>
<p>運営者情報</p>
<address>
名前:名前太郎<br>
E-mail:<a href="mailto:hack256@example.com">hack256@example.com</a>
</address>
</footer>
</body>
addressタグ使用時の注意点
addressタグは連絡先を表示するためのタグです。名前やメールアドレスのほかに、住所や電話番号、お問い合わせフォームへのリンクなどを含めることができますが、連絡先とは関係ない情報は含めないように注意してください。
また、あくまでサイトの運営者や記事を書いた人の連絡先情報を示すためのタグです。記事の中で「おすすめのお店」や「紹介した商品の企業情報」などの連絡先を表示したい場合にはaddressタグは使用しません。