ABテスト

ABテスト

ABテストとは、その名の通り「Aパターン」と「Bパターン」の2つの案を比較し、どちらのほうが効果があるのかを調べるテストです。たとえば、Webサイトのデザインを複数用意して結果の出やすいデザインを見つけたりするためにABテストを行います。

ABテストの基本

ABテストではAパターンとBパターンを用意し、どちらが効果があるかをテストします。たとえばビールの広告を表示するときに、「女性がビールを飲んでいる広告」と「男性がビールが飲んでいる広告」のどちらの売上が多いかを調べたりします。ABテストには様々な利用方法がありますが、主に次のようなことが行われています。

広告バナーのテスト

広告バナーをユーザーがクリックするには様々な理由があります。「欲しい商品だった」「キャッチフレーズが印象的だった」「バナーのデザインが良かった」など人それぞれの理由がありますが、イラストや配色、キャッチフレーズなどが違うとクリック率や売上も変わってきます。どのパターンのクリック率が高く、売上に繋がっているかを調べたりします。

LP(ランディングページ)のテスト

ユーザーが広告やリンクをクリックし、訪れた先にあるランディングページは訪問者の行動を左右する重要なページです。「印象が良かった」「レイアウトが分かりやすかった」「デザインが良かった」など様々な理由が考えられますが、ABテストを行うことによって、コンバージョン率の高いランディングページを見つけることができます。

リスティング広告のテスト

Googleなどの検索エンジンにリスティング広告を出稿した場合、タイトルや広告文によってクリック率や売上が変化します。どのようなタイトルや広告文だと効果が出やすいかをテストします。

そのほかにも、Webページを作るときには「リンクテキストの色」「メインビジュアルやファーストビュー」「CTAボタンのラベルやデザイン」「入力フォームのデザイン」など、様々な部分に対してABテストが行われることがあります。

ABテストの事例

ABテストは多くの企業が行っています。ソーシャル・ネットワーキング・サービスのFacebookでは、ABテスト専用のチームを編成し毎日のようにABテストを行っています。また、Googleなどにアクセスしたとき、いつもとなんとなく違うと感じたことはないでしょうか?Googleも頻繁に検索結果に対してABテストを行っています。ほかにも、有名な事例としてはオバマ元大統領の公式サイトでABテストが行われていたことなどがあります。

選挙活動でのABテスト

アフリカ系の有色人種で初のアメリカ大統領となったオバマ元大統領は、ABテストを選挙活動のマーケティングに取り入れたことでも有名となりました。

2008年に行われた大統領選挙では、オバマ大統領はインターネットを利用した選挙活動に力を入れていました。このとき、オバマ元大統領の公式サイトには「メインビジュアルを6パターン」と「メール会員の登録ボタンを4パターン」が用意されていました。

たとえば、次のようなメインビジュアルが用意されました。

オバマ元大統領の公式サイト

それぞれのパターンでABテストを行なった結果、コンバージョンは1.4倍、寄付金は6000万ドルも増加したと言われています。

ABテストの注意点

ABテストの考え方は簡単ですが、間違った方法でテストを行なっても効果はありません。次のようなことに注意してください。

カイ二乗検定を利用する

ABテストは、AパターンとBパターンのどちらの効果が高いかを調べるだけなので、単純に数の多い方を採用するだけだと考えてしまう人もいるかもしれません。しかし、厳密にテストを行うには統計学の「カイ二乗検定」を利用し、有意差があるかを測らなければなりません。

ランダムサンプリング

ABテストはランダムサンプリングされていることを前提として行われます。一般的なABテストツールでは自動的にユーザーをランダムに振り分けてくれますが、手動でサンプルを振り分けたときには恣意的な振り分けになっていないかを注意しなければなりません。

検索

MENU

サンプルコード集

Webの基礎知識

coming soon…

  • コンテンツ制作中
PAGE TOP